怒りっぽい性格は一日にしてならず

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怒りっぽい人というのは
最初からそうであった場合と
何かをきっかけにそうなった場合が考えられます。

 

…まあ、育ってきた環境等を加味すれば
「最初から~」という人も
そもそもは怒りっぽかったとは言い難いとも言えます。

 

つまり、みんな最初は同じ程度にニュートラルな状態であった。
そう言い切っても良いんじゃないでしょうか?

 

じゃあ、何がきっかけで怒りっぽくなるのか?

 

少し考えていこうと思います。

 

原因はいろいろあるね

ぶっちゃけると
怒りっぽくなる原因はいろいろなものが考えられます。

 

  • ストレス
  • ホルモンバランス
  • 精神的な病
  • 栄養状態
  • 生活習慣
  • 思考のクセ

 

この中で一番厄介ともいえる理由と言えば
思考のクセですね。

 

思考のクセが作用して
ストレスを感じやすくなったりホルモンバランスを崩し訳すなったり
精神的な病だって思考のクセによる副産物ですよね?

 

当然、思考して生活しているので
生活習慣や栄養状態に影響を与える事も言うまでもありません。

 

思考のクセによって
その他の原因が発生して
本当の原因がわかりづらくなっているとも言えますね。

 

あなた
じゃあ、考え方のパターンを変えれば、怒りっぽい性格も治るって事?

ぶっちゃけるとそうですが
今まで染みついた思考のクセを
そう簡単に治せるはずが…

 

さっと
出来るんなら、今頃は怒りっぽい事で有名にはなってないでしょ?
あなた
う…確かに…

そんな訳で
怒りっぽい性格になりやすい
いくつかのパターンを紹介していきます。

 

短気な人といつも一緒にいる

性格は長時間一緒にいると伝染することが有名ですね。
良く、長く続いた夫婦は性格が似てくると言いますよね?

 

さっと
ワレ、何しさらしとんじゃぁ!!
さっと
そんなのしないといけないの?
めんどくせぇ…

なんて短気であったり愚痴が多い人と一緒にいると
それもまた伝染して
短気であったり愚痴の多い性格となって行きます。

 

愚痴や文句の多い人と一緒に
愚痴大会・文句大会を開催して
一緒になって言い合っていると
そのクセが自身の性格となってきます。

 

そういった人からは
距離を取った方が無難です。

 

距離をとると言っても
無視したりコミュニケーションの否定ではありませんよ。

 

さっと
つか、「距離とる=まったく話をしない」とかガキか!!

大人の良識をもって対応すべきですね。

 

じゃあ、どの様に距離をとるか?

 

要は文句や愚痴に同調しない事なんですよね。

 

さっと
〇〇はホント使えねぇ…
あなた
ホントそうですよね!!

などと、相手の考え方に共感しないことです。

 

「こんな人もいるんだな」
「つか、そんなに気に入らないなら本人に指摘すればいいのに」

と大人の眼差しで生暖かく見守ってあげましょう。

 

そういう愚痴大会に
居心地の良さを感じた場合は特に要注意です。

 

すでに感染しているかも。

 

ポジティブで笑顔の多い人と過ごす時間を増やしましょう。

 

物事を悪く解釈する

人の言葉を悪く解釈する事ってありませんか?

 

さっと
あれ?髪切った?
めっちゃ似合ってるね
あなた
ああ?
今までのは似合ってなかった言う事かい!!

たとえ本気で賞讃されていても
悪く捉えるため
常にイライラして過ごさないとなりません。

 

ボス
その仕事もう終わったんだ、早いね
あなた
だから何?手抜いたとでも?

 

ボス
ここをもう少し丁寧にすると完璧だね
あなた
はい出た~!!ダメ出し!!
そんなに私が憎いか?

 

ボス
あれ?その情報皆に周知するように伝えたんだけど、知らない?
あなた
はいはい、のけ者にして楽しかったでしょう

 

悪く捉えれば
賞讃やアドバイスなんかも
自分への攻撃と捉えてしまいます。

 

これではいくらなんでも身が持たない…

 

しかし物事というのは見方や切り口を変えれば
捉え方が変わってきます。

 

物事を良く捉えれば
イラっとする場面は大幅に減りますよね?

 

もし悪意の解釈をして
イラっと来たときは
別の視点でもう一度見る様にしてみましょう。

 

ボス
その仕事もう終わったんだ、早いね
あなた
褒められた、やったー!!

 

ボス
ここをもう少し丁寧にすると完璧だね
あなた
そこを改善すれば喜ばれるね。
良い情報を得ちゃったよ。

 

ボス
あれ?その情報皆に周知するように伝えたんだけど、知らない?
あなた
私のミスじゃないし、まあ人なんでミスもあるだろう…

 

こういう風に
枠組みや視点をずらして
感じ方や捉え方を変える事を
リフレーミングとNLPでは言いますね。

 

悪い情報を集めすぎ

テレビばかり見てると頭が悪くなるという話があります。

 

これはテレビのニュースというものは
8割方が悪い情報であるからです。

 

悪い情報は大変刺激的で
我を忘れて

さっと
なんて奴だ!!ひでぇ!!

と同調して
ストレス発散をしようとします。

 

しかし脳は一人称を理解できないため
その批判は悪事を働いた人ではなく
自分自身に言っている事と同じような状態となります。

 

当然、テレビを見れば見るほど
怒り癖が身についていきます。

 

また

あなた
ねぇねぇ、あの人ってどんな人?
さっと
あいつは何考えてるのかわからない
馬鹿なんじゃないかな?
ほら、目つきとかキツイ感じだし…

なんて人の情報仕入れたら
本人が実際のところどうあれ
得た情報だけで判断してしまうでしょ?

 

そうなると

あなた
目つき悪!!バカのくせに!!

と判断して
多くの場合は

あなた
それは真実か?

なんて考えもしないはずです。

 

そうなると
一緒にいるだけで嫌。

 

相手は何も悪い事をしていないのに
むやみやたらに嫌われる結果となります。

 

そんな状況で
適切な人間関係を構築できますか?

 

イライラせずに一緒に仕事できますか?

 

間違いなくイライラしっぱなしでしょう。

 

人に対して悪い意見しか言わない人は
心理学における鏡の法則から
自分自身がそうであると言えます。

 

つまり、

さっと
あいつは何考えてるのかわからない
馬鹿なんじゃないかな?
ほら、目つきとかキツイ感じだし…
あなた
ああ、この人こそ何考えてるかわからない馬鹿なんだ…
聞くだけ無駄だね

と流してしまった方が賢明です。

 

そんな人の話が参考になるはずがありません。

 

嫌いな人をたくさん作って
その中で仕事をするより
好きな人をたくさん作って
その中で仕事をした方が
楽しいに決まってますよね?

 

要は怒る理由を作らない

共通して言える事は
隙あらば怒ろうと情報を集めたり周りを見ているからこそ
怒りっぽい人として完成していくとも言えます。

 

怒りとは強い刺激なので
その頻度が増すと脳が依存してしまうと言えます。

 

 

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