何かを握ったり抱えたりするとき
力いっぱいすべての指に力を加えると思います。
介護の現場だと
さっと
利用者を抱えてて落としたら
余計な書類書かないといけなくなるからねぇ…
余計な書類書かないといけなくなるからねぇ…
…違う違う、
さっと
大切なご利用者様に怪我等を負わせる結果になってしまっては
申し訳がたたないじゃないか!!
申し訳がたたないじゃないか!!
といった訳で
すべての指に力を加えて利用者を支えようとします。
その結果どうなるかというと
利用者の重さを支えきれなかったり
逆に引っ張られる結果となります。
そうなると
介護士
もっと力入れなきゃ…
と考えるはずです。
ビバ!パワー介護ですね。
私は無駄に疲れる事はしない主義なので
力入れる気ありません。
さっと
賑やかしに全力を使わないといけないから
介助で無駄な力を使う気にはなれない!!
介助で無駄な力を使う気にはなれない!!
5本ある指のうち
3本にしか力入れてません。
指には役割がある
これはいいフレミングの左手法則ですね(笑
親指・人差し指と中指以降の三本の指には
少し違った用途があると言われます。
親指・人差し指は
「自分を引き寄せる指」
と言われます。
だからすべての指に力が入っていると
被介助者を引き寄せるつもりが
自分が指の方に引っ張られる。
つまり被介助者の方へ引っ張られるという事です。
残りの小指側3本の指にのみ力を入れていれば
無駄な力が入らずに有効に作用します。
あなた
嘘くさ!!
何を根拠に…
何を根拠に…
古武術介護でも
科学的には証明されてませんが
これも指三本で力を発揮する方法ですよね。
こちらは「キツネの手」ってヤツで
人差し指と小指をフリーにするパターンですね。
肩こりがいや~ん
介護職といえば腰痛・肩こりは定番中の定番。
実は親指・人差し指に力が入ると
肩を引き上げる筋肉である僧帽筋に力が入ります。
野球経験者の方ならバッティングで
さっと
小指側を強く握るようにするんだ
と指摘されたことがある方もいるはず。
それは肩の力を抜いてスムーズにバットを振れるようにという意味があります。
小指に力が入ると脇が締まり
肩の緊張がほぐれるからなんですね。
あなた
私肩こり辛いんだ…
そのバッキバキ具合は究極を極め…
そのバッキバキ具合は究極を極め…
という方にこそ試していただきたいですね。
もちろん、介護以外でも色々な場面で使えますね。
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