科学技術は飛躍的に発展してきました。
しかし、その技術を扱う人間はというと…
同じような事に悩み
同じような事を言い
同じような行動をとってきました。
本質は変わらないんですよね。
そこで、人間の脳のメカニズムに焦点を当てた学問が登場します。
それが心理学です。
中には「心理学とかマインドって似非(えせ)学問」という方も居ますが、同じように統計学に基づいたり、ある過程に基づいた実験を通して確立してきたものです。
心理学が似非なら、医学だって似非学問となりますよ?
なぜなら、両者とも根本は判明してないけど、統計学上一定の集団なり効果を体系化したものなんですから。
まあ、似た性質のものだからこそ、心理学の範疇まで「精神医療」だなんて、勝手に切り取って持っていって、一定の心理状態の集団を薬漬けにしてくれるんだから、大概にしろよ!
…さて、このまま書き進めれば、かなりの悪口を書きなぐる事になりますが、それは一旦やめておいて、本日は悪口が脳に及ぼす影響についての話です。
バカだから悪口くらいでしか盛り上がれない
バカなの?
極論を言った方がわかりやすいでしょ?
さて、悪口に関する話は、このブログでもたびたび取り上げましたが、冒頭でも話した通り、脳に及ぼす影響です。
アレですよね?
悪口大好きっ子さんは、悪口を言う事でストレス発散出来ていると考えているから、当人の目につかない所で悪口雑言をまき散らす訳ですよね?
その時に脳ではどういった処理がなされているのかはご存知であろうか?
脳の働きは非常に複雑なもので、世界の頭脳が寄ってたかってやっとAIが発展し始め、「脳に近づけたかな?」という段階です。
それも、スパコンをネットワークでつないで広大な電算室を要するレベルで、電気バカ食いです。
それが人間の頭にすっぽりはまるサイズで実現できている、かなりの小型化に成功している「脳」って、非常に優秀なデバイスなんですよ。
これは何億年もの時間をかけて発展してきた賜物です。
しかしその進化の過程で、脳にはいくつかの弱点があります。
それは…
「脳は主語を理解できない」
という点です。
進化の過程で、「古い脳」と「新しい脳」が出来ました。
感情を担う「古い脳」は主語が理解できないんですね。
じゃあ、主語が理解できないと、どうなるでしょう?
例えば、
![](https://purecolor.site/wp-content/uploads/2018/03/2.jpg)
と言ったとします。
この際に脳は
私?
こんな感じで新しい脳からの情報を、主語を汲まずに処理します。
古い脳としては「悪口を言っている」とは理解できるのですが、それが誰に対するものであるのかが理解できないのです。
そして脳は「この情報は自分に向けられた情報に違いない」と認識してしまいます。
自分に対して悪口を言われると、ストレスですよね?
新しい脳があるから、「この悪口は〇〇に向けられている」と脳全体では認識できていますが、深い所の古い脳ではかなりのストレスを受けている事になります。
このストレスによって、ストレスホルモンであるコルチゾールが分泌され、脳の働きを阻害して脳の老化を推し進めます。
ちなみに、そのまま放置すると、認知症発症リスクまで高まりますよ。
やたら人の悪口をいうタイプの認知症の方は、この流れですね。
つまり、悪口大好きっ子はストレス発散を夢見て、悪口雑言をまき散らしている風に見えて、実際の所は、自分で脳を痛めつけた結果として、良くも悪くも刺激的な悪口に頼らざるを得ない状況に陥っているのです。
さらに言えば、陰でコソコソ悪口をいうタイプの人と一緒に居る限りは、自分の悪口を言われないからと言って、居場所確保のために悪口に付き合うのは得策ではありません。
一緒に居る事で、あなたの脳はかなりのダメージを受け続けている訳ですから。
あなたもバカになるよ。
認知症リスク三倍!
![](https://purecolor.site/wp-content/uploads/2018/03/2.jpg)
スピリチュアル系なんかでは
「人の悪口を言うと、運が悪くなる」
という話がありますね?
スピリチュアル系というと、オカルト呼ばわりする方も居ますが、心理学をベースにエンターテインメント性を加味したりして敷居を低くしたものなので、バッサリとオカルトなんて言えないんですよね。
フィンランドの脳神経学者トルパネン博士率いる研究チームは、平均年齢71歳の約1450人に対し、どれくらいの割合で悪口を普段言っているのか調査を行いました。
普段から自分の周囲の人の悪口だけでなく、噂話などで会ったこともない人の悪口で盛り上がっていたり、意地悪な態度を取る人も数多く見受けられたそうです。
そして、悪口ばかり言っている人とそうでない人の認知症発症リスクは3倍も違うことが明らかになったのです。
それだけ悪口は害でしかない訳です。
正直、悪口雑言が過ぎる利用者の介護って嫌ですよね?
スタッフ間で煙たがられる存在である事と存じます。
あなたが将来、その煙たい存在になりたいのであれば、止めはしません。
ジャンジャン悪口雑言を本人の居ない所でまき散らしてください。
そして頭悪くなってください。
そして攻撃的になる
古い脳がストレスを受けて、その結果として新しい脳が損傷を受け、バカになって行きます。
つまり、より動物的な物に落ちていく訳です。
感情だけで生きてるみたいな。
だから、建設的な話をする場で感情論を持ち出したり、一度ターゲットと定めた人間が死ぬまで攻撃を続けたりします。
獣にとって、相手を確実に倒さない事には狩りが成立しませんからね。
脳筋とかブタみたいなヤツならば、脳がいくら損傷を受けても大きな変化は少ないかもしれませんが、HSPとか繊細な方なら、夜眠れないとか、ひどく憂鬱になるなど目に見えて脳へのダメージを体感する事でしょう。
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頭のいい、類まれな才能を持ったあなただから、バカにはなって欲しくないんですよね。
もしかしたら、自分の居場所確保のために悪口に乗ったのかもしれない。
結果として、自制の効かない獣並みに成り下がってしまうなんて勿体ない話だと思います。
そんな場所にいたって癒される事ない、ただ自分を傷つけ続けるだけ。
その場にいない人の悪口に加担してはならない。
それは、その場に居ない人に不公平だし、自傷行為でもある。
そしてその場に居ない人を私刑で裁いている、重大な法律違反である。
ましてや、その場に居なかった人を結果的に死に追い詰めるなんて、殺人である。
その悪口で笑えるなんて、人を殺して笑ってるのと同じだ。
人々はわかりあう為、生まれた場所や性別、言葉、肌の色、髪の色をわけた。
その努力を行わない事は、神に背く。
神仏の罰が下る。
だから、悪口を言う・聞くことは避けるべきだ。
番外編:IQ
さて、頭の良さを表す概念として、IQ(Intelligent Quality)があります。
これが高いからと言って、勉強ができるとかそういう概念ではありませんが、頭の処理系統を活かして物事をどの程度捉える事が出来るか的な話ですね。
だから、IQが高いと勉強が出来る可能性が高いという話。
ちなみにIQが10違うと話が合わないとも言われます。
東大生の平均IQが125だそうで、130が天才クラブであるメンサのギリギリ合格ライン、140が天才とざっくり言えるそうです。
IQが高い=勉強が出来るというなら、私は東大に行ってないといけない事となります。
まあ、IQという概念はこんなものですよ、ええ。
■追記
![](https://purecolor.site/wp-content/uploads/2018/03/2.jpg)
といった事を言われたので、軽くカチンときつつも…
といっても、納得してくれない…
…というか、私のIQが高い事に納得いってないみたいのなので、参考までに。
これは欧州(ノルウェーかフィンランドだったかな?)のMensa(メンサ)が作ったIQテストですが、IQ138です。
これで納得してくれたかな?
みんなもIQテストして、メンサに挑むのも良いかもしれません。
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