さて、150年ぶりの皆既月食とスーパームーンとブルームーンが重なるというスーパーブルーブラッドムーンですが、名前からして赤いのか青いのか…
今夜も月があおい輝彦ですね。
散々ニュースなんかでも煽っていたので、温かい恰好をして夜空を眺めた方も多いとは思います。
さて、事後で大変申し訳ありませんが、皆既月食は見ないでください!!
スーパーブルーブラッドムーンって?
天体ショーがあるたびに山奥にこもる私の出番の様で…
まずは、それぞれの月の説明をざっくりとしましょう。
スーパームーン
月と地球の距離が一番近づく事から、大きく見えます。
概ね最大で14%大きく見え、30%明るくなると言われています。
天文学用語ではなく、実は占星術においての呼び名ですね。
縁起物ですね。
ブルームーン
一か月に満月の日が2日あって、その2度目の満月をブルームーンと言います。
これも縁起ものですね。
ブラッドムーン
クリムゾンムーンとも言われたりしますね。
皆既月蝕によって、月が赤く見える事に由来します。
実は古来より、かなり縁起の悪いものとされています。
要は月蝕というのは、地球の影が月に映る現象な。
かなり縁起が悪い
考え方としては、スーパームーンとブルームーンの両方の勢いを持ったブラッドムーンと言えばいいかな?
つまり、スーパームーンを大吉、ブルームーンを中吉とするならば、単なるブラッドムーンが凶、スーパーブルーブラッドムーンは大凶とも言えるのです。
確かにレアな現象ですが、
と同列ですね。
天皇家は月蝕を避ける
世界的に見ても、いろいろな先住民なんかも月蝕や日蝕を縁起の悪いものとして考えていました。
まあ、普段は出ていて然るべき天体が隠れて世界が闇になるのだから、そう考えても仕方がない事ですね。
そのメカニズムが科学で解明されたからと言って、何の問題もない天体ショーとは言い切れない様です。
天皇家も古代から月蝕や日蝕を嫌い、見ないどころか、その光さえも当たらないように細心の注意を払っていたと言います。
そもそもの文字も「蝕」といった虫食いで、良くない事を意味するものですしね。
蝕の光は穢れたものと考えられ、国体である天皇が穢れてしまうと、自然災害や社会的動乱が起こって、国家が揺らぐ可能性があると言われています。
世界では約150年ぶりと言われていますが(日本では36年ぶり)、150年前と言えば、日本では徳川政権が大政奉還によって権力の座から降り、江戸城を明け渡し、明治が始まったのが、1868年。
実際にスーパーブルーブラッドムーンが152年前、ちょうど幕末の混乱期で血なまぐさい時代でしたね。
国民機のせいで、日本のITは遅れたとも言われているし、500円硬貨によって、岩倉具視のお札がなくなって、彼の偉業を知る切欠が失われたし、IBMスパイ事件で米国に完全に目付けられる結果になったし…
岩倉具視は京都御所保存計画のため京都へ赴いた時、それまで患っていた病の悪化。
これを聞いた明治天皇が勅命により東京大学医学部教授をしていたエルヴィン・フォン・ベルツを京都に派遣して診察させたくらいの人物ですよ?
国体である天皇が汚れなくても、その他の民が軒並み穢れたんじゃ、それでも国が揺らぐことは言うまでもありませんよね?
神社に行きましょう
…とはいえ、そんなレアな天体ショーがあるって言うのに「見るな」と言われても、見たくなるのが人情です。
私も暖かい恰好をして空を見上げてましたし。
現代人は、科学で解明され「なんて事はない」と考えがちですが、例えば人工の光を使わずに、月光のみで夜道を歩くと見えてくるものがあります。
ただ静かに闇夜を照らしてくれる月ってのが、いかに優しい存在であるのか。
「迷信」
の一言で片づけても結構ですが、確かにスーパーブルーブラッドムーンを契機に旧時代の価値観が崩壊して新たな価値観が現れています。
それを契機に一見すると良くなった風の演出がなされてから、日本は底に叩き落されてきてますよね?
明治によって文明開化なんてありましたが、戦争の歴史に突入しますし、バブルの後は皆さんがご存知の世の中です。
穢れたのなら祓え清めればいいんです。
だから神社に行きましょう。
すぐにだ!!
コメント