さて、前回の記事に引き続き、IQが高い人の特徴をお話ししますが、IQが高いと人当たりも良さそうとか言った印象を抱かれますが、みんなが考えているほど聖人君子じゃない。
だからといって、計算高いかと言われれば、別にそんな事もない。
まあ、一瞬一瞬を計算高く生きて、常に利益を求める様な事しないでも、長期的視野で損得を判断できますしね。
目先の小銭にうつつ抜かすのは、時間の無駄ですし。
常に不安を抱えている
脳の処理能力が高いと、行動の結果を予測したり、周囲の言動や行動から見えない部分でどの様な状況が展開しているのか概ね掴めたり、将来に向けての計画を具体的にたてられたり出来ます。
複雑な状況をすんなりと解決する糸口を導き出せるんですよね。
ここまでの話だけなら、かなりイージーモードの人生を歩めるわけですが、実際はそうじゃない。
行動を予測できるというというのは、成功パターン以外にも、失敗パターンも同時に考えてしまう訳です。
つまり、一つの事象に対して、数パターン用意される訳です。
失敗パターンが現実のものとなった場合、その対策も考えなければなりません。
また実際にアクションを起こしてみない事には、現実でどの様な結果になるかは、実際の所わからない訳じゃないですか。
すなわち、成功パターンに着目しても、その結果が大成功か小成功かによって、その後の展開も変わりますよね?
あれこれ思考する上で、イレギュラーな要素となるのは、自分以外の人間な訳です。
それがアレコレ悩む要因となります。
人付き合いが下手
人の言動や行動から、現状をくみ取れる能力もありますが、それは現時点での話。
ひとつの言動や行動で、相関図が大きく変わる事もあり、それが思考する上でのイレギュラー要素を生みます。
そのため人に心を開くのに時間を要します。
実際に、高IQの方は人付き合いが苦手という統計もあります。
イレギュラー要素が多くなれば、悩み続ける日々が続くわけですから、誰彼構わずホイホイ話をするなんて、悩みを助長する行為でしかない訳です。
コミュ障といわれるレベルくらい、話をせずに人を観察し続けます。
言語によるバーバルコミュニケーション以上に、ノンバーバルから色々と読み取ります。
高IQの人は、他人の気持ちにより敏感なんです。
Mensa会員でも内向的な方が多いそうですよ。
その代わり、「この人だ!」と思った人にはパッカパカに心は開くし、全力で行動を起こすし、その場合は見返りを求めることもありません。
整理整頓が苦手
整理・整頓・清潔・清掃・しつけという言葉はご存知だと思います。
これらをまとめて「5S」と言いますね。
中でも、整理整頓が苦手な傾向が強いようです。
これは多くの研究などでも報告されつくされている通り、整理整頓をする時間があったら、クリエイティブな活動に費やしたり、何かを行う時間にあてた方が現実的だと考えるからです。
そもそも、「整理・整頓・清潔・清掃・しつけ」というのは、他の人でも必要なものをすんなり手に出来るようにするための工夫であり、
などとしつけする事によって、
といった感じで、場所さえ覚えていれば取り出せるし、余計なノイズとなりうる情報を減らす意味での清潔・清掃な訳です。
ぶっちゃけ、物を置いた場所さえ把握してれば、いちいち片付けするなんて手間でしかない訳だし、使用頻度が高いものほど片付けるという行為を無駄と捉えます。
これは能率学にも通づる概念ですね。
ただ、一見するとズボラなだけの人と大差ない感じなので、そこは誤解を受けやすいです。
悪態大好き!
好きって訳じゃないけど、頭の悪い人なら陰で隠れて悪口ですが、頭のいい人は「その場で罵倒」します。
またその場で悪態をつきます。
何故なら、その目の前の人が過ちを犯しているのをそのままにするのは、建設的ではないですし、その人の為にもなりません。
偉い偉くないなんて関係ない。
間違いは間違いだ!
また、その場で悪態をつく事で、その場面に怒りやフラストレーションを捨てるイメージですね。
例えば運転していて、急に無理な横入りが合ったら
といった感じで、その行為自体を罵倒します。
誰がやったから許せないというより、その行為に腹をたてている事が多い訳なので。
これで結構すっきりとした様子になります。
頭の悪い人なら、本人の居ない所で問題行為を起点とした人格否定・存在否定込みの悪口ですよね。
高IQの人はボーっとしている
ことあるごとに横になって何もしなかったり、ボーっとしている傾向があると言われます。
中国に三上(さんじょう)という言葉があります。
これは、馬上(ばじょう)・枕上(ちんじょう)・厠上(しょうじょう)といって、それぞれ、乗り物に乗っている時、寝ている時、トイレに座っている時を意味します。
この三上とは考え事をするのに適した場所を指しています。
別の言い方をすれば、比較的ボーっとしている機会の多い場所ですよね?
高IQの人はボーっとしている時間中ずっと深く考え事をしている一方、そうでない人たちはすぐにその状況に飽きてしまい、常に体を動かす行動を起こさないと気が済まないという研究結果が、フロリダ・ガルフ・コースト大学から発表された事も有名ですね。
乗り物に乗っている時と言っても、自分で車を運転している時は、ボーっとしちゃダメだぞ。
人に誤解されやすい
これらの特徴からもわかる様に、どちらかというとダメ人間っぽい習慣をとる傾向が強いんですよね。
そのため、悩み続けなければならない。
しかもIQが10違うと話が合わなくなるという例え話がある通り、これを理解してもらうのにも時間を要します。
そのため、
なんて思われる機会も多い訳で…
これらの特徴をモデリングすれば、高IQを目指す事も出来ますが、生きにくいですよ(笑
コメント
長文とマイナスな内容の文章申し訳ございません。
承認するかの判断はお任せします。
私も普段悪態を付くなんてことはよっぽどの無い限りしませんが、あまりにも腹が立ってしまった時はついてしまいます。治したいのですが(笑)
大体そういう時って、こちら側が話の本質を理解出来てしまっている状況で中立的な立場のコメントを載せた時に、それに対して「君の言っている事は間違っている」とやや上から返信を書いてくる人だけに対してですが。
ただ、そう言う人に限って自分の意見を持っていなかったり、中身がスカスカだったりして・・・相手している自分が馬鹿馬鹿しく思えてくるんですよね。
こういう文章を書いているのには訳があって、2ヶ月ほど前に今まで生きてきた中で一番腹が立つような人を知ってしまった訳です。
ネットって誰もが気兼ねなく使用出来る物ではある反面、こういったストレスが今まで以上に多くなると考えると後先思いやられます。
悪態を付く人は頭が悪い人がやる事だ。という記事がこの記事とは正反対の立場で他ではありますが、私が思うに頭が悪いと周囲から思われるから書くのを辞める。頭が悪い行為とされているから書かないのであれば、その方も・・・と私は考えています。
要は頭が良いか悪いかの周囲の評価を気にするあまり、善悪の区別が分からない人間が増えてきているのではないのかと私は考えています。