許せないのは自分のエゴ

マインド
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人を許すことができず、
憎んだり、嫉妬、恨み、妬み
などの感情を持っていると
自分自身の体を害すると言います。

 

人間の感情に関して、
実験を行った科学者がいました。

 

ワシントンのエルマーゲイツ医学博士が行った実験では、
怒っている人の息を集めてモルモットに注射したところ、
数分後にはすべてのモルモットが死んでしまったそうです。

 

あなた
そりゃ、空気注射したら生き物は死ぬでしょう…

この辺りを詳細に書くと
長くなるので端折っている旨は
ご理解ください。

 

嫉妬した人が
ストローで金魚蜂に息を吹き込むと
金魚が死んでしまったという
実験もありますね。

 

誰もが味わう感情ですが、これほどの毒素を放っています。
こんなものが毒物劇物に指定されてないなんて…

 

抑え込めば支配される

怒りや妬みなどの感情は、
もともと持っている感情なので
抑えこむ事は難しいです。

 

その感情を
何らかの方法で押さえ込めば押さえ込むほど
その感情に支配される事もあると思います。

 

繰り返し怒り妬みの感情を
持ってしまう自分を許せず責め続けると

「私はなんてダメな人間なんだ」

と思うようになります。

 

怒りそのものの感情より、
怒っている自分に罪悪感をもってしまい
責め続けることでとても苦しくなります。

 

自分に優しく人にも優しく

人に優しく自分に厳しくとは言いますが、
あまり自分に厳しくしないで許してあげてください。

 

自分を許すということは、
執着心や罪悪感など
マイナスな感情を解放することです。

 

潜在意識では、
過去すべての感情を覚えていると言われています。

 

潜在意識に刷り込まれた
マイナスの感情の全てを許すことで、
縛り付けられていたマイナスな感情が解放されていきます。

 

歩くとき
右足を前に出した後
左足を地面から離さないと前に進めません。

 

次々に地面から足を放していくから
前へ進んで行けるのです。

 

左足を地面から離すことを許してあげる
難なく前に進めます。

 

手放すことを許してあげることが、
新しいものを手に入れるために必要ですが
マイナスの感情に縛られていると
恐れによって手放すことを許さないのです。

 

あなた
誰がどう見ても自分は悪くないし、こんな仕打ち、どうしても許せない!!

そういう状況もありますが、
そのことに執着して
報復や憎悪などに意識を集中していたら、
ストレスで自分の体を害することになります。

 

他人を許すことは
自分を許すことと同じことです。

 

エゴだよ、それは

正しくは逆襲のシャアですね…

 

許せない気持ちになった時

「自分はどうして許せないんだろう?」

と観察すると、
自分のエゴで腹を立てていることに気付きます。

 

エゴから許せない感情が来ていると気づくことが重要で
その事に気が付けば
許せる自分にシフトする事が可能となります。

 

逆に気付かないということは、
常に許せない状況を作り出している
マイナスのループを続けることになります。

 

許せない状況を見つける事が得意となり、
どんな小さな事も許すことができず、
自分を傷つけ疲れ果てます。

 

許さないと幸せになれないことはないが…

許さないと幸せになれない、
ということはないでしょう。

 

だからといって
「許せない」感情を抱えたままで
地位や名誉、お金や幸せな家族を手に入れ
「幸せ」になったとしても、
「許せない」感情を持っている以上、

「損したくない」「奪われたくない」

というかたくなな状態を続けているわけです。

 

これは「幸せ」とは呼び難い状況ですよね?

 

最後は「許す勇気」です。

 

許すのは難しい事であることは明白です。
それでも許す努力をする。
出来なくても、
やってみようとする事です。

 

「損」を覚悟でやってみる事です。

 

そうしないと最終的には、
もっと大きな損をする事になります。

 

あなたに許しがたい状況をもたらした人は、
あなたにとっては「犯罪者」です。

 

それを「許す」というのは、
「無罪放免」にして釈放するということです。

 

奪われたものも返ってきません。
これほどの「損」はないでしょう。

 

「許してはいけない」
「罰を与えなければいけない」

そういう思いもあるかもしれません。
それでも、あえて許してしまうのです。

 

それが「勇気」です。

 

損を覚悟しないと…

許すということは

「損したままでいい」
「返してもらわなくてもいい」

という覚悟をすることです。

 

究極の、損です。

 

為替や株式取引でいう所の損切です。

 

この損切ができなかったために
全財産を溶かした人もいますね。

 

「許さない」と、
その人を「見張り続ける人生」になってしまいます。

 

その「犯罪者」が死刑になったとしても
奪われたもの損したものは返ってきません。

 

それを見張り続けると、あなた自身が自由になれない。

 

 

 

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