栗林公園は俺の親戚んち

香川県
この記事は約6分で読めます。

この記事には真実と冗談が絶妙なバランスで混ぜてあります。

 

香川の名勝といえば
栗林公園は外せません。

 

江戸時代には松平公のが所有していたり
水戸光圀の長男が藩主を務めていたり。

 

おかげで時代劇「水戸黄門」では
微妙に香川の扱いが良かったりもします。

 

さて、いろいろな説明を見ても
松平家がバーンと栗林公園をいきなり作ったみたいな風潮…
さらに踏み込んだものでも
松平家以前に統治していた生駒家が作ったというのが踏み込んだものです。

 

さっと
だが、お前ら香川県民は正しい歴史観を知っておかなければならない!!

栗林公園…

 

…実は
私の祖先が住んでた屋敷の庭でだったのです。

 

あなた
大風呂敷広げたなぁ…
もっとマシな嘘なかった?
さっと
いや事実だし…

 

栗林公園は佐藤さんちの庭だった

栗林公園の起源は
室町時代に讃岐を治めていた生駒家の家臣で
その後老中になった

「佐藤志摩介道益(さとうしまのすけみちます)」

が隠居した際に
現在の栗林公園南西部に位置する小普陀の辺りに屋敷を構ました。
そこに仏教信仰の為の庭を作ったことが始まりとなります。

 

現在の栗林公園と比較すると
かなり小規模なものだったのですが
その理由が

「そもそも小普陀付近以外は香東川の河川敷であった」

とされているからですね。

 

そもそも佐藤氏は室町初期頃は
伏石(高松市伏石町)を本拠としていたので
ちょっと一線を退いた位置がそこだったという話もあります。

 

当時、高松はさぬき市に負ける劣る田舎村だったので
隠居生活には最適だったんですね。

 

1625年に藩主の生駒さんが

生駒さん
道益のおじさんも住んでないし、俺にくれよ。
嫌だといったら、明日からお前浪人な
さっと
マジか…

との事で
ある程度拡張を行ってます。

 

それでも現在の規模よりかは少し小さかったそうです。

 

関係ないけど、鬼十河とかの十河城とか
同じ讃岐の国侍の羽床氏とか
その名にちなんだ地名が残っているのに
佐藤に関しては松の盆栽でお馴染みの鬼無の地区名程度しか残ってない…

 

生駒おどりで知られる騒動で

幕府の偉いさん
お前があのショタコン藩主を甘やかすからだ!
一緒に飛ばされろ!

といった感じで改易され
藩主ともども出羽国矢島藩に転封されあたりから

もう、佐藤の全責任で良いんじゃね?

といった冷や飯を食わされる事になった事に由来すると
歴史書を読むと感じます。

 

江戸時代になって
即松平さんの庭イメージがあるけど
それでも1640年くらいまでは

佐藤さんちの庭

という扱いだったんですよ、ええ。

 

その後は皆の知ってる栗林公園の歴史に繋がります。

 

矢島藩に飛ばされても佐藤さんは佐藤さんだった

イイ感じに松平さんに持っていかれた感のある
佐藤さんですが
それであきらめたら私の祖先じゃありません。

 

遠い秋田の地に現在の八森苑で
栗林公園を再現しようと頑張ります。

 

さすが私の祖
あきらめの悪い(笑

 

ちなみに香川で栗林公園を作ったのはと質問すると

香川県民
松平家

と答える人が圧倒的ですが

秋田で同じ質問をすると

秋田県民
佐藤道益

と答える人がちらほら…

 

じゃあ、何でアンタ香川にいるのさ?一緒に飛ばされろ!

騒動でなんやかんやあって
本流じゃない佐藤さんは讃岐で冷や飯を食う始末…

 

四国における佐藤発祥の地である徳島でも
何やかんやで武士の身分を捨てた佐藤さんは多いし
四国佐藤の一般的な流れですね(笑

 

それでも戦前くらいまでは

「あの佐藤家」

なので親戚筋は無駄に豪華です。

昔は家柄とか重視されてましたしね。

 

静御前の話に一枚噛んでくる長町家とか
獅子舞の町でおなじみ三木町前町長だった石原家とか…

 

血統だけなら

さっと
我こそミスター東讃!
お前らペーペーの家柄は黙っててくれないかな?

を名乗っても差し支えはないレベルだそうで…

 

かなり手前味噌なはなしだけど
ホント血統だけな。

 

あなた
でも、実際はあなたショボいじゃない
さっと
君は知らない。
そうそうたるメンバーが集う親戚関係の中に混ざって何かを行う事が、いかに罰ゲームかを!!

 

まあ、当家はその有り余る能力を
思いっきり役に立たない方向に振ってある
ウィザードリィのキャラクターメイキングで言う所の

さっと
何で普通に振り分けたら侍とかロードが作れるのに
全部力に振り分けて戦士にしちゃうの…

といった感じなので…

 

ガンプラの百式に黒を平気で塗れるレベル!!

 

まあ、栗林公園を訪れた際は
佐藤さんの事も思い出してあげてください。

 

わが祖が喜びます。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました